学童保育(K) Kid’s School 11月のサイエンス

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皆様こんにちは。今回は11月の学童保育(K) Kid’s School のサイエンスの報告です。

11月は『二酸化炭素』をテーマとし、様々な実験に挑戦してもらいました。

まず1週目は二酸化炭素がどのようなところで使われているかを考える実験に挑戦!ホットケーキが膨らんでおいしい秘密を確かめました。

ホットケーキがふわふわで美味しいのはベーキングパウダーが含まれているからです。

このベーキングパウダーは炭酸水素ナトリウムという物質で、またの名を重曹と言います。みなさんは重曹と言った方が馴染み深いかもしれませんね。

1つは重曹を入れて生地を作り、もう1つには重曹を入れずに生地を作りました。

協力しながら材料を測り、生地を作ることができました。

2つを比べながら焼いてみると、片方はプツプツと気泡がたくさん出てきて膨らんできましたが、片方はあまり出てこず、あまり膨らみませんでした。

断面を見比べてみると一目瞭然。重曹を入れて焼いたものは重曹が熱で分解されて二酸化炭素が発生したので、よく膨らんだんですね。

みんなで食べ比べてみました!膨らんでいた方がおいしかったですね。

2週目は二酸化炭素がたくさん発生する化学反応に挑戦!重曹とクエン酸を混ぜることでたくさん二酸化炭素を発生させました。

しかし、重曹とクエン酸をただ粉の状態で混ぜ合わせてもほとんど反応はしません。

まずは2つの粉をしっかりと水にとかしていきます。

そして、しっかりと溶かした2つの水溶液を混ぜると。。。。

水が勢いよく噴き出し、噴水になりました!

どうすれば噴水が高く上がるのかを自分たちで考えてもらい、いろいろと条件を変えて実験してもらいました。

みなさん粉量を変えてみたり、水の量を変えてみたりすることで、より高く噴水を上げることができました。

そして、最後の3週目は重曹とクエン酸を使ったしゅわしゅわラムネ作りをしました。

固めて形を作るのは難しかったですが、みなさん上手に作ってくれました。

美味しいラムネができて大成功!!

最後に二酸化炭素は空気よりも重いことを利用し、シャボン玉が浮くことをみんなに見てもらいました。

二酸化炭素は私たちの息にも含まれており、身近な存在ですが、地球温暖化の原因の一つと言われています。

今、しっかりと環境問題についてもしっかりと考えていかなければ、取り返しのつかないことになってしまいます。様々な実験を通して二酸化炭素について学び、しっかりと考えていってもらえれば嬉しいです。

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