ユーモアあふれる用例『声に出して読みたい理系用語』

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今回ご紹介する本は

『声に出して読みたい理系用語』

この本は思わず口ずさんでしまったり、使ってしまったりするような理系用語を簡単な解説と可愛いイラストで学ぶことができるというもの。

数学、物理、地学、化学、生物、医学と幅広く知識を得ることができます。

ところどころに出てくる著者の趣味と突っ込みどころ満載の用例がなかなか面白いのでぜひ皆様も読んでみて下さい。

思わず「いや、そんな会話はしないでしょ」と突っ込んでしまうと思います。

言葉の響きから学びに繋げるというのはとても面白い視点だと思いました。確かにゲームのキャラが使う魔法とか技は意味も分からんけどなんとなくかっこいいから自然に覚えているものですよね。

まさに理系用語も同じこと!かっこいいものは自然に使って自然に覚えてしまいましょう。

本を読んでみて・・・・・・・

代理ミュンヒハウゼン症候群のようにマイナーな理系用語からメントスガイザーのような身近な現象まで学ぶことができます。

読んでみた感じ小学生には少し難しいかなと感じたので、理科好きの中学生~大人まで楽しめる本だと思います。

用例が本当に面白くて一番お気に入りなのはフォーマルハウトの用例です⇩

また、著者の信定邦洋さんが医学部専門の予備校講師ということもあって医学系の豆知識に力が入っているなと感じました。

その中でも私が知らなかったのはしゃくりの止め方です。

両耳の穴に人差し指を奥まで入れて30~60秒ほど押すことで、耳の中にある迷走神経が刺激されてしゃっくりが止まることがあるそうです。

知りませんでした。今度やってみようと思います。

ただ、もっと生物の豆知識も入れてほしかったなというところではありますw←生物が専門なので、、、

他には理想気体の状態方程式というところの中でファンデルワールス力が出てきたのですが、個人的にはファンデルワールス力はメインを張れる存在と響きなのではと思いました。

もはやこれは一個人のただの感想であり、私がファンデルワールス力が好きなだけなのかもしれませんがw

それにしても様々な分野の言葉が出てくるので楽しく学ぶことができます。

大人でも知らないという言葉は多くあると思いますし、聞いたことあるけれども説明はできない言葉も多いはずです。

この本を読んでその意味を理解し、日常的に使用してみてはいかがでしょうか?

きっとモテます!(確信)

本の詳細

著者  信定邦洋

発行者 川金正法

発行 株式会社KADOKAWA

今回献本頂きました著者の 信定邦洋 様にこの場を借りて御礼申し上げます。素敵な本と出会わさせて頂き本当にありがとうございました。

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