ADVENTURE WORLD その3です。
その1とその2を読んでいない方はぜひこちらから!⇩
前回、ふれあい広場までいったので、 いよいよサファリワールドへと足を運びます。
1. ケニア号
サファリワールドは1周 1,500 mもある巨大なエリアで、草食動物から肉食動物まで、様々な種類の動物たちを観察することができるのです。
めちゃくちゃ広いですよね。
また、このエリアは徒歩、自転車、カート、ジープ、そしてケニア号と色々な方法で散策することができます。
ただし、肉食エリアは徒歩、自転車、カートでは大変危険なので、入ることはできません。
襲われたら大変ですよね。
しかし、エリア内に入れないだけで、近くで見れるスペースはしっかりと確保されているので、ご安心ください。
また、徒歩は言わずもがなですが、ケニア号への乗車は入園料に含まれているので、無料で楽しむことができます。
自転車、カート、ジープには別料金がかかってくるというわけです。
今回はとりあえずケニア号に乗車することにしました。
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ケニア号に乗り込みました。
外観を撮るのを忘れてしまったため、この写真は乗りこんだ所です。
ケニア号の外観はと言いますと、汽車の形をした車で、乗客用の車両が付いています。
車内上部にはサファリワールドに住んでいる動物たちが書かれています。
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![](https://www.science-kido.com/wp-content/uploads/2018/09/27-2-300x169.jpg)
いよいよ出発です!
まずは草食動物のエリアを回っていきます。
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この可愛いお尻の持ち主はサイです。
草食動物のエリアには、アフリカゾウ、アミメキリン、シマウマ、マレーバクなど様々な動物たちが暮らしています。
そして、今ならアミメキリンの赤ちゃんを見ることができるのも魅力の1つです。
ケニア号から動物たちの距離が遠かったので、上手く写真に収めることができませんでした。
サイも小さくしか映っていないですよね。
ケニア号に乗りこむ時には、左右どちらの扉も見ることができるように乗り込むことがおすすめです。
今回、出発ギリギリに乗り込んだため、左側の窓からしか主に観察できませんでした。
少し待って余裕がある状態で乗った方が良いかもしれません。
ただし、ある程度空いている時に限ります。
そして、いよいよ肉食動物のエリアへと入っていきます!
2.肉食動物のエリア
見て下さい!
早速、ライオンがお出迎えしてくれました。
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草食動物のエリアとは違って、かなり近くで見ることができます。
恐らく草食動物のエリアは徒歩や自転車での散策ができるように、わざと動物たちとの距離をあけているのでしょう。
いくら草食動物だといっても、サイやゾウ、キリンが突進して来たら、私たちはひとたまりもありませんよね。
反対に肉食動物は厳重にエリアが分けられているので、ここまで近づくことができるというわけです。
ライオンは百獣の王というだけあって、本当に凛々しいですよね。
こんなに近いからといって、ケニア号の窓を叩いたりして、ライオンを興奮させてはいけません。
私たちだけではなく、ライオンにとっても大変危険ですよね。
少し悲しかったのは、ライオン用の餌がカラスに取られていたということです。
ライオンが来たらカラスは逃げますが、隙あらば餌を取ってやろうと大群で近くに止まっていました。
カラスは賢いので、町中でも動物園でも厄介な存在なわけですね。
まぁ彼らも生きるために必死なんですが、、、
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トラもいました!
なんと、アドベンチャーワールドにはホワイトタイガーもいるんです。
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ホワイトタイガーはトラのアルビノ個体ではありません。
アルビノ個体はメラニン色素を作れないのですが、ホワイトタイガーは作ることができるのです。
じゃあ別の種類?
というわけでもないんです。
白い毛の遺伝子が突然変異によって発現し、白い毛をしたトラがホワイトタイガーというわけです。
このような白い毛を持つ個体はアルビノ個体ではなく、『白変種』と呼ばれています。
ホワイトタイガーは現在飼育下でしか観測されておらず、野生ではいないと言われています。
また、ホワイトタイガー同士で掛け合わせてもホワイトタイガーが生まれるとは限らないのが、珍しいとされる所以というわけです。
今回、残念ながらこっちを向いてはくれませんでしたが、ホワイトタイガーを見たものには幸運が訪れるそうですよ!
日本にも30頭ほど飼育されているので、ぜひお近くの動物園に見に行ってみて下さい。
肉食動物エリアでは、この他にもチーターやクマも見ることができます。
肉食動物はやはり迫力がありますよね。
3.ゾウに餌やり
イルカショーまでに1時間ほど時間があったため、歩いてサファリワールドを少し散策することにしました。
サファリワールドへの入り口にはなぜかこいつが待ち受けています。
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なんとも言えないクマさんですよね。
怖い?怖くない?
恐らく昔からあるんだと思います。
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サファリワールドはとても広いので、徒歩では1時間で回ることはできないと思います。
また、自転車や、カートを利用すれば効率良く回れるはずです。
そして、すたすたと歩いていくと、タイミングよくアフリカゾウの餌やりの時間でした。
餌はバナナで、3切れ200円で購入することができます。
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ゾウに餌やりは初めてだったので、テンションが上がります。
持っているだけで鼻を伸ばしてちょうだいしてくるんです。
可愛らしいですよね。
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とりあえず3切れしかないので、1頭ずつにあげてみます。
困った。
あと1切れしかバナナはありません。
するとゾウたちは私にちょうだいと争いだしたのです。
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バナナ1切れで争わないで!!
私はすぐに200円を払い、もう1カップ買うことにしました。
そして、均等にあげることに!
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満足げなゾウさんたちです。
なんだかゾウにしてやられましたね。
でも彼らが喜んでくれるならそれで良いですね!
そんなゾウさんたちを後に、次に待ち受けていたのは、キリンです。
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ゾウもそうなのですが、近くで見ると迫力が凄いです。
餌をあげたかったんですが、ちょうど売り切れてしまっていました。
残念。
そうこうしているうちにイルカショーの時間が近づいてきました。
結局ほとんどサファリワールドを堪能できずに終了。
またいつかリベンジしに来たいと思います。
4.マリンライブ Smile
アドベンチャーワールドのメインイベントともいえるイルカショー。
ビッグオーシャンという大きな会場で行われます。
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所要時間は20分、今回のテーマは『さぁ、踏み出そう!誰でも輝ける』でした。
イルカトレーナーのお姉さんが周りに勇気をもらいながら、イルカと共に最終的に輝いていく!というようなストーリーです。
オリジナルソングに合わせ、イルカと人が共に魅せるパフォーマンスは圧巻です。
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この寒い時期にもかかわらず、トレーナーさんは水槽の中を縦横無尽にイルカと一緒に泳ぎ回ります。
登場もステージからではなく、イルカと共に水中からやってくるのには、驚かされると共に感動すると思います。
ずば抜けて凄まじいパフォーマンスを魅せるお兄さんもいましたね。
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イルカショーを見ると、人とイルカの関係が、ただの餌をくれる人と動物の関係ではないように感じるのは私だけでしょうか?
きっとトレーナーさんとの絆で結ばれているのだと思います。
お互いに思いあえるからこそできるパフォーマンス、言葉が通じなくても心は通じ合えるんだ。
そう感じさせられるわけです。
5.さいごに
アドベンチャーワールドに行ってみて動物と人間にも絆が生まれるんだということを感じさせられるとともに、人間がどれだけ自然を破壊し、動物たちを苦しめているのかをもう一度考えなければいけないと思いました。
私たちは動物の犠牲の上で生きています。
しっかりとそのことを考えないといけないですね。
また、これから先の未来が、動物と人間がもっと暮らしやすくなる世の中になれば良いですね。
アドベンチャーワールドは他の動物園に比べると少し動物に関する展示が少ないのかなと感じました。
しかし、飼育員さんたちが餌をやる時に、しっかりと動物たちの説明をしてくれているので、そこはカバーされているのかなと。
最後に1つ言えることはアドベンチャーワールドは1日中飽きずに楽しめる施設であるということです。
今回3つに分けて記事にさせていただきましたが、紹介しきれていないショーやイベントがございます!
ぜひ、皆さんもいってみて下さい。