『ジュラシック・ワールド/炎の王国』恐竜を蘇らせることはできるのか?

2018年11月5日映画

先日、大人気恐竜映画シリーズの最新作、『ジュラシック・ワールド/炎の王国』を見てきました!

スティーブン・スピルバーグ監督が手掛けた『ジュラシック・パーク』から続く第5作目であり、前作『ジュラシック・ワールド』から3年後が舞台となっています。

そして、監督は違えどもちろん今作の作製総指揮もスティーブン・スピルバーグであり、今作からもジュラシック・パークの要素もたくさん感じることができます。

このような要素は私の様にシリーズすべての作品を見ている人にはたまらないですよね。

ということで、今回はジュラシック・ワールドに登場する恐竜たちの様に恐竜は実際に蘇らせることができるのか?を考えていきたいと思います!

1.ジュラシック・ワールド/炎の王国

とりあえずまずは今作のあらすじからご紹介することにします。

前作『ジュラシック・ワールド』で数々の問題がおこり廃園となったイスラ・ヌブラル島にあるパークには、たくさんの恐竜たちが取り残されていました。

なんとこの島の山が巨大な噴火を起こし、恐竜たちは再び絶滅の危機に追い込まれてしまいます。

本来、人間よりもはるか昔に一度絶滅した恐竜たちを救うべきではないという声もあれば、見捨てるべきではないという声も。

政府に救済を訴えかける団体の声も虚しく、政府は恐竜たちを保護することを諦めてしまうのです。

そんな中、旧パーク創設者であるジョン・ハモンドの旧友ベンジャミン・ロックウッドはクレアに恐竜たちを違う安全な島へ移して欲しいと頼みます。

クレアはオーウェンと共に再びイスラ・ヌブラル島に向かい、恐竜たちを助けに行くのです!

ブルーは生きているのか?恐竜たちを無事に安全な島へと送ることができるのか?

底に渦巻く人の欲望の影。

ジュラシックシリーズ好きの方はぜひみてみてください!

見たことない人も前作だけでもを見れば内容は理解できるはずですよ!

2.恐竜のクローン作製

ジュラシックシリーズで登場する恐竜のクローン作製技術には当時衝撃を受けた方も多くいると思います。

本当に実際にできるのではないだろうか!と思ったかたも多いのではないでしょうか。

映画内で恐竜を蘇らせた方法とは、まず琥珀に閉じ込められた、恐竜の血を吸った蚊から恐竜の血液だけを吸い出し、その血液からDNAを抽出し、解析します。

次に不足している部分をカエルのDNAで補い、遺伝子を完成させワニの未受精卵を利用し、恐竜のクローンを作製するというものです。

いろいろ突っ込みどころはあるんですけども、はたして本当に恐竜を蘇らすことはできるのでしょうか?

3.恐竜を蘇らせることはできるのか?

結論から言いますと、現代の技術では恐竜を蘇らせることはできません。

ジュラシックシリーズのように恐竜を生で見ることができればどんなに素晴らしいのだろうと思いますが、今の私たちが生きている間には難しいかもしれません。

まぁ50年後どうなっているかなんて想像もできないし、現代の科学技術の発展はすごいので、絶対にできないとは言いませんが。

諦めず違う方法を探し出すということはとても大切なことですしね!

では、本題に!

恐竜を蘇らすのに血液からDNAを抽出するとありますが、そもそもまずDNAとは何なのか?

簡単言えば、生き物の設計図であり、デオキシリボ核酸という物質なのです。

詳しくは⇩

つまり、DNAはあくまで物質なので、恐竜のDNAを回収できたからと言ってすぐに恐竜がどんな形をしていたか?さらにはクローンを作れる!ということはならないのです。

DNAは遥か昔に琥珀に閉じ込められたものであり、バラバラになってしまっています。

バラバラならまだしも、恐竜が生きていた時代は遥か昔すぎて、今まで見つかった恐竜の化石やこのような琥珀に関しては完全に分解されてしまっているのが現状です。

つまり、今のところ1つのDNAも得られていないというわけですね。

ただ、もし回収できたとしてもそれらを上手くつなぎ合わせ無ければDNAはただの物質でしかなく、蚊のDNA、微生物などのDNAなども混じっている可能性もあり、そもそも恐竜のDNAを正確につなぎ合わせていくことなど不可能に等しいのです。

普通の設計図でもバラバラであり、さらには違う設計図が混じっているとお手上げですよね。

このようにたとえDNAを抽出することはできても、恐竜の遺伝子情報を掴むことは大変困難なのです。

琥珀に閉じ込められた恐竜の血を吸ったダニが発見された!などのニュースもありましたが、やはりDNAは壊れやすく、抽出することはできなかったそうです。

ただもし、遺伝情報を読み取ることができれば、映画と同じように未受精卵に入れて復活させることはできませが、鳥などを退化させる方法で恐竜に似た生き物を作ることはできるそうです。

4.さいごに

現代の技術では恐竜を蘇らすことはできなさそうですね。

1つでも細胞を獲得できれば、また状況は変わってくるのかもしれませんが、あまり期待はできません。

もっと言えば、永久凍土で良い状態で保存されてたマンモスでさえ未だにクローンはできていません。

そう考えるとまだまだ恐竜は夢のまた夢のお話ということが分かりますよね。

そして、何よりも本当に技術的に可能になったとしても倫理的な問題や、映画のように恐竜が世に放たれてしまえば生態系への影響は計り知れません。

映画でもそのようなことを考えさせられるシーンがいくつもあります。

もはや過去のものは再現できないようにされている様に思えてきてしまいますよね。

恐竜は化石を見て、想像を膨らませたり、映画の中で楽しむのが一番良いのかもしれません。