レジ袋は新たな素材となるのか?【石灰石からできたLIMEX】

Weekly Science NEWS

昨年話題となったスターバックスのプラスチックストローの廃止など、世界の動向はどんどんプラスチックを削減していこうという流れになっています。

ウミガメの鼻にストローが刺さっている動画が拡散され、一気に活動は加速していきましたよね。

海洋に捨てられるプラスチックは将来的には分解されるとは言え、分解されるスピードは遅く、様々な海洋中の生物へ影響を与えています。

また、石油から作られるプラスチックは有限資源と言われているため、このままでは枯渇してしまうと考えられているのです。

日本でもプラスチックの代わりとなるものが考えられており、木などがその代替品に有力な候補として考えられていたり、様々な動きがあります。

そんな中、昨年の12月に50%が石灰石でできたレジ袋や紙が今年の春に製品化されるという発表がありました。

この素材は「LIMEX」と呼ばれ、炭酸カルシウムを50%以上含む紙・プラスチックの代替品となる新素材として発明されたそうです。

ということで今回はその「LIMEX」とはどんなものなのか?簡単に紹介していこうと思います。

1.炭酸カルシウム

そもそも炭酸カルシウムとは皆さんはご存知でしょうか?

一番身近な例で言えば卵の殻です。

他には鍾乳洞などを形成しているのも炭酸カルシウムであり、石灰石、石灰岩、大理石などが当てはまります。

当ブログでは炭酸カルシウムが主成分である卵の殻をお酢で溶かすというようなこともやっているので、ぜひ見てみて下さい!⇩

では、そんなどこにでもある身近な炭酸カルシウムで作られた素材『LIMEX』とはどういったものなのでしょうか?

2.LIMEX

LIMEXは石油由来の樹脂と炭酸カルシウムから作られる紙やプラスチック。

従来のプラスチックよりもはるかに石油由来の樹脂を削減し、環境問題に貢献できる新素材です。

なんといっても炭酸カルシウムは日本で100%供給することができる上に単価が安い。

これからのプラスチックに代わる新素材として注目が集まっているのです。

今年、2019年の春には製品化されるという発表がされており、これから目が離せないことは間違いなさそうです。

<参考HP>

3.考えなければいけないこと

私たち人間はより便利な世の中を目指し、日々努力を重ねてきました。

その結果、今では多くの人たちが不自由ない生活をすることができ、幸せな生活を送っています。

しかし、その一方で環境破壊が深刻なものとなり、年々自然の猛威は大きなものとなっていると感じます。

少しずつでも変えていかなければ、人類の未来は明るくないのかもしれません。

プラスチック問題ですが、人が無秩序に自然へと投棄した結果生じた問題が多く、きちんとリサイクルすればここまで大きな問題にはならなかったはずです。

2015年までに63億トンものプラスチックが消費され、そのわずか9%しかリサイクルされていないと言われています。

確かに資源の枯渇という観点から考えた時には、プラスチックに代わる新たな素材の開発というのが望ましいですが、そもそも人間のマナーの問題の方が大きいと思うのです。

多くの人々は不法投棄やポイ捨てなどの行動はしていません。

しかし、一部の人間のせいでこのような問題が起こっているのです。

例え代替の素材が出てきたとしてもきちんと使い方を守らなければ結局は同じです。

私は去年の春に桂川流域クリーン大作戦というボランティア活動に参加させていただき、衝撃を受けました。

よく見るとそこら中ゴミだらけ、、、、

大きいものだと冷蔵庫から小さいものだと缶やペットボトルなど出るわ出るわ、、、、

これじゃあどんな素材になったとしても環境破壊が改善されることはありませんよね。

少しでもみんなの意識が変わり、世の中が良くなっていって欲しいですよね。

ボランティア活動の記事⇩

4.さいごに

小さなことからコツコツと!

今年も桂川流域クリーン大作戦に参加できるよう先ほどボランティア団体の代表の方に連絡を入れました。

やはり自ら体感してみなければ見えないことも多くあります。

ぜひ皆様もボランティア活動をしてみてはいかがでしょうか?