斜めに缶を立たせるには?

実験動画, 自由研究

動画を見ていただければわかるように缶が斜めに立っています。一瞬目を疑いたくなる状況ではないでしょうか?なぜなのか?

今回は缶が斜めに立っている理由を解説していきます。お家でも簡単にできるので皆様もやってみて下さいね。

1.重心

私たちが立っている地球はものすごく重たいので、重力が働いています。その中心に向かって引かれているのです。そして、その重力が物に働く合力の作用点こそが重心です。

普通の空き缶、もしくは満タンに入った缶であれば、この重心はちょうど真ん中に位置します。

では、この缶を斜めに立ててみましょう。

缶を斜めにしたとしても重心の位置は同じですので、缶は倒れてしまいます。

つまり、満タンに飲み物が入っている状態であったり、空の状態では立たせることができないのです。

では、どうすれば立つのか?

2.缶を斜めに立たせるには

缶を斜めに立たすためには水を入れれば良いのです。もちろん満タンに入れてしまうと意味ありませんよ!

⇩このように少し水を入れれば、重心はこのように変化します。

なんだか立ちそうな気がしてきましたね。水の重さが加わるので、重心の位置が変化するのです。

ただ、もう1つ缶を立たせるのにはポイントがあります。重心の位置はこのままでは支点(缶が地面と接しているところ)には来ていません。

このままでは同じように倒れてしまします。なので、缶の底の部分が少し斜めに平らになっているものでないといけません。

このような缶であれば、支点と重心の位置が重なり、うまく立たせることができるのです。ぜひ、どんな缶ならたつのか?調べてみて下さい。