猫舌の人はどうして熱いものが苦手なの?そうじゃない人との違いを解説!

2018年9月7日身体の科学

皆さんは熱いものを食べたり、飲んだりすることができますか?

私は関西人なので熱いたこ焼きを熱いまま食べます。

だって熱い方がおいしいじゃないですか!

関西人関係しているのかわかりませんが(笑)

このように熱いものでも食べることができてしまいます。

しかし、『猫舌』と呼ばれ、熱いものを食べれない。

熱いものは口にしない!

そんな人々が周りにも結構います。

猫舌と呼ばれる人たちは、ラーメンもしっかり冷まさないと食べれないし、熱いお茶も苦手です。

私的にはもったいないと思うのですが、、

実は猫舌という言葉は江戸時代から使われていたそうで、昔から熱いものが苦手な人が多かったんですね。

ではなぜ、猫舌の人と猫舌じゃない人がいるのでしょうか?

疑問に思いませんか?

今回はそんな猫舌について科学目線で考えてみます!!

まずはそもそも舌とはどのような存在なのか?

また、どのような構造をしているのか?

それを知れば、何となく見えてくるかもしれません。

では、説明していきたいと思います。

1.舌

私たち人間のような脊椎動物の舌は筋肉からできています。

筋肉でできているので、形や位置を自在に変えることができるというわけです。

では、さらに詳しくみていきましょう!

舌は乳頭と2つの筋肉から構成されています。

舌の表面を見た時に凸凹がありますよね?

この凸凹を乳頭とよんでいます。

さらに乳頭には以下の4種類があります。

糸状乳頭:舌にたくさんあり、感覚を鋭敏にしてくれている。
     味を感じる細胞は存在していない。

茸状乳頭:糸状乳頭より少なく、
     幼少期で味覚を感じる細胞をほとんど失う。

葉状乳頭:舌の後ろ側面に存在し、人ではあまり発達していない。
     味の感じる細胞をもっている。

有郭乳頭:舌の後部に存在し、エブネル腺から分泌液を出す。
     この分泌液が味を感じる細胞を洗い流してくれるので、
     新たに味を感じることができる。
     味を感じる細胞を一番多くもつ。

それぞれは名前の通りの形をしています。

また、2つの筋肉とは、舌の形を変える働きをする内舌筋と、舌を前後左右に動かす外舌筋があります。

そして、このように筋肉でできた舌は様々な役割を担っているのです!

実はとても重要な器官なのです!

2.舌の役割

舌の役割としては大きく3つあります。

・食べ物を飲み込む

・言葉をしゃべる

・味覚を感じる

このように消火器、運動器、感覚器の3つの役割を担っています。

役割が3つもあるなんて、すごい重要な器官であるということが分かると思います。

そして舌には全体的に神経が通っており、おいしいや苦いのような味や、熱い冷たいなどといった感覚を感じることができるのです。

そんな舌の神経は実は1つではなく複雑です。

前側2/3には下顎神経という感覚と運動をつかさどる神経が通っています。

この下顎神経は三叉神経(目、上顎、下顎)の一つです。

また前側の味覚は鼓索神経という別の神経で感じています。

逆に後ろ1/3には舌咽神経が通っており、味覚、運動、感覚をつかさどっています。

舌は前と後ろでは神経が違うので、少し異なるということですね。

複雑ですね~。

そしてここが重要で、特に舌の前側は感覚が敏感となっているのです!

舌のどの部分が敏感なのかという実験もされています。

この実験では、舌の前の部分は後ろの部分よりも敏感で、低い温度でも熱いと感じてしまうという結果になっていました。

そりゃ神経が分かれてる方が敏感になりますよね。

では、本題の猫舌とはどういうことなのでしょうか?

3.猫舌を考えてみる

先ほど、舌は前と後ろでは通ってる神経が異なるため、敏感さが違うと言いました。

じゃあ猫舌の人と猫舌じゃない人の差はここにあるんだ!

と思う人もいると思いますが、なんと猫舌の人とそうじゃない人に神経の差はありません。

つまり猫舌の人もそうじゃない人も同じように熱いと感じています。

え?じゃあなんで?

答えとして、猫舌の人とそうじゃない人の差は、熱いものを食べる時の舌の動きによるものなのです。

猫舌の人は熱いものを口に入れる時、舌の感覚が鋭い部分に当ててしまうため、熱い!無理となってしまいます。

一方で、猫舌ではない人は、舌の敏感な部分は下顎に隠し、敏感ではない後ろの方で処理しているのです!

しばらくすれば熱さも和らぐので、舌の前の部分で触れても問題ありません。

舌の感覚の差ではなく、舌の使い方が違っていたんですね!

猫舌の人にこのアドバイスをすれば猫舌が治るケースもあるそうです。

ぜひやってみてください!

しかし、もともと親もそうだからと言って熱いものを避けてきた人は、訓練が必要になってきたりします。

また、巻き舌と言って舌をv字にできるできないは遺伝すると言われています。

このように実は舌の使い方にも得手不得手があるかもしれません。

なので、本当にこの舌使いができない人もいる可能性もあります。

これはあくまで私の推測ですが、、

ただ、決めつけてしまうのは良くないので、克服したい方は、舌の使い方を練習してみてはいかがでしょうか?

熱いものはおいしいですよ!

寒いときなんかは特に!

猫舌ではない私が言うのもなんなのですが、、、

4.さいごに

舌は重要な器官です。

そんな舌の筋肉が弱ってしまうと、寝てるときに無呼吸症候群になってしまったり、食べ物を飲み込みづらくなるそうです。

どっちも嫌ですね!

舌を鍛えれば、いびき改善、唾液の分泌促進、活舌まで良くなってしまうとのこと。

なんと!

舌は鍛えた方がよさそうですね!!