大迫力のマンモス展 マンモスは甦るのか?

博物館

先日、大阪南港ATCギャラリーにて開催されておりますマンモス展に行ってきました。ここではサハ共和国の永久凍土から発掘されたマンモスをメインとした様々な生き物たちの冷凍標本や骨の標本を見ることができます。

2020年9月22日までの公開になっておりますので、興味のある方はぜひお早めに行ってみて下さい。土日はけっこう混んでいて整理券をもらわないと入れないのでご注意下さい。

1.大阪南港ATCギャラリー

トレードセンター前駅直結で行ける大阪南港にあるショッピングモールであるATC。ここでは様々なイベントが開催されており、今回は「マンモス展」というわけです。

コスモスクエア駅からも歩いて行くことができます。

2.マンモス展

2018年にロシア北東連邦大学北方応用生態研究所と編成した発掘調査隊が永久凍土から発掘した冷凍標本がこのマンモス展で世界初公開されました。

また、2005年に愛知県で開催された愛・地球博で公開されたマンモスの頭の冷凍標本も見ることができます。この冷凍標本は写真NGだったのでぜひご自分の目でみにいってみてください。

私も当時中学生ながらマンモスの頭の冷凍標本をみて本当に感動したので、その標本を再び見ることができるということで大変興奮でした。

マンモスの鼻の冷凍標本や皮、さらにはその時代に生きた今にも動き出しそうな綺麗な形を残した仔馬の冷凍標本も見ることができます。

マンモスがどのように生まれたれたのか、当時どんな生活をし、どのように人間と関わっていたのか。また、その時代に生息していた動物たちの生態を最新の研究を基にして学べます。

冷凍標本の発掘秘話を見た後に冷凍標本を見るという流れになっており、本当に感動します。学びにもなりますので、ぜひお子様と一緒に見に行ってみてはいかがでしょうか。

3.マンモスは甦るのか?

マンモス展のテーマの1つが、マンモスを甦えらせる研究でした。これまでの研究やどのようにしてマンモスを甦えらせるのかを詳しく解説してくれているコーナーもありました。

いったいどのように甦らせるのかといいますと、とても状態の良いマンモスの冷凍標本の組織を回収し、その細胞核を象の細胞へと移植し、細胞を分裂させ、受精卵を作り、象の子宮でそだてるというもの。最新の研究では細胞核をマウスの卵母細胞へと移植し、細胞分裂の直前まで観察できたそうです。

論文は⇩

https://www.nature.com/articles/s41598-019-40546-1#article-info

しかし、もっと状態の良いマンモスの冷凍標本が見つからなければ、今の技術ではマンモスを甦らせることはできないそうです。現在、地球温暖化の影響で永久凍土はどんどん溶けています。なのでもしかしたら近々ものすごく状態の良いマンモスの冷凍標本が見つかるかもしれませんね。

さてここで皆様に問題です。『本当にマンモスを甦えらせてもいいのか?』

約4000年前に姿を消したと言われているマンモスですが、その原因は詳しくは分かっていません。氷河期が終わりを迎え、環境が大きく変化したという説、人間が狩り過ぎたという説があります。

私たち人間は科学技術を大きく発展させ、絶滅した動物を甦えらせる直前まで来ることができました。しかし、絶滅してしまった生物を甦らせることは正しいことなのでしょうか?

甦らせたマンモスはどのように扱われるのでしょうか?

マンモスを見てみたい気持ちはとても大きいですが、この問題をしっかりと考えていかなければいけません。命の問題なのですから。ぜひ、皆さんも考えてみて下さい。

4.さいごに

マンモスはとっても大きくてかっこいいイメージがありましたが、アフリカゾウと同じくらいの大きさ何ですね。イメージばっかりが先行してしまっている気がします。

しっかりと学ぶことは本当に大切なことだなと改めて感じさせられるわけです。

お土産ショップではマンモスの牙を買うことができました。見た瞬間に即買いでしたwなかなか手に入らないと思いますので、マンモス展に行って手に入れてみてはいかがでしょうか?